あなたは虚人と星に舞う＊by 上遠野浩平

ナイトウォッチシリーズ、三部作、
最後の作品。

決意と切なさが胸を打つ、たったひとりの宇宙戦争。


太陽系最外縁空域に存在する
1つの世界。

彼女のための、
最後の砦。

虚空牙の汚染を受けたとされ、
終わりゆく安全なお城。

果てしなく独りで、
果てのない戦いだとしても、

いくらツイてなくても、

そこに意味が見いだせるなら、

―負けられない。

わたしは虚夢を月に聴く＊by 上遠野浩平

ナイトウォッチシリーズ、2作目。

シーマス、大好き♪


月の上での醜い争い。
未だ人は人の中に敵を見出だす。

月より先に行けなかった人々の
現実が交差する―

過去と未来が交錯する―

ぼくらは虚空に夜を視る＊by 上遠野浩平

好きで結構読み返している作品なのですが、
ここ2年ぐらいは読めてなかった･･･

まだ読んでいない人には、
是非読んで欲しい本の１つ。


この作品の世界観って、
自分の深いところにぼんやりと在り続けていて。

好きな理由とか、明確に示すことは出来ないけれど、
とにかく好きなんだよなぁ～。


自分が今いると思っている世界。

虚空牙との戦いの中で
ぼくらは
何処まで行けるのだろうか･･･

有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER＊by 森博嗣

文庫版860ページ、読み終わりました～

S&Mシリーズは、これにて終了。
今年中に読めて良かったです♪

一昨日読み始めて、
作品の設定とほぼ同じ時期に、この本を読んでいる事実に少し驚き、
シリーズの10作品をとりあげた引用に、流石っ!!と思い、
あっという間に引き込まれて、
ダンジョンを連れ回されて、
ゴールまでたどり着かせてもらった･･･といった印象。


ユーロパーク。
現実でありながら、仮想空間。

消えた死体。
非現実的でありながら、絶対的な死。

天才は、誰の目にも触れない。
ただ、絶対的な存在。

舞台は揃った。

登場するのは
有限であり、
微小でしかない、ただそれだけの･･･

夜魔＊by 甲田学人

思ってたより、怖くなかった･･･
という印象。

久々（たぶん）に単行本買ったんですが。
表装も好きです☆
赤のドットが、シンプルに血痕表現してて
…いい!!(ぇ

神野さん、
たくさん『願望』、叶えてたんだなぁ～

流石、肯定者。


鏡の中の魚。
昔大切にしていたぬいぐるみ。
身体の中の蟲。
切り裂くための刃。
死なないための白線。

闇に向かい
強く放たれた『願望』は、
必ずや、叶えられることだろう―


1月にメディアワークス文庫で
甲田先生の新刊発売されるので、楽しみです♪

(別の話だと思ってたけど…題名『夜魔』って、単行本の文庫化じゃないよね…?)